通院が困難な患者さんのために『訪問歯科診療』行っています。
近年、日本人の平均寿命が延びるとともに高齢化が進んでいます。
歯科医師もこの高齢化に対応すべく来院することの出来ない患者さんのご自宅にお伺いし、治療を行う訪問診療の制度があります。
施設に入所されている方、ご自宅で身体が不自由な為、通院できずにいらっしゃる方、入院中の方々を対象に、往診をしております。
寝たきりや身体が不自由な方はどうしてもお口の中が不衛生になったり、
お手入れが十分に行きとどかなくなりがちです。
そんな場合、歯科の往診が非常に効果的です。往診といえば内科が
一般的に広く認知されていますが、歯科では要介護者の主訴の大部分で
ある入れ歯の調整(当たって痛い部分を削る)・修理・新製(新しい
入れ歯を作る)など、往診で対応できるケースが多いのです。
※老健施設などへの訪問も行っております。
こんな症状がでたらご相談ください!
- 義歯が合わないくて噛めない
- 義歯をもっていない
- 義歯を入れると痛い
- 口臭がする
- 食事の時間が長く、よくこぼす
- 痰がからむ
- 歯ぐきが腫れたり、血が出たりする
- 寝たきりでお口の手入れができていない
【 誤嚥性肺炎予防としての訪問歯科・口腔ケア 】
厚生労働省の平成18年人口動態統計によれば、日本人の死因としての
肺炎は悪性新生物、心疾患、脳血管疾患に次いで第4位です。
肺炎死亡者のうち、65歳以上の高齢者が94.8%を占め、男女とも高齢に
なればなる程、その死亡率は著明に上昇します。
しかも、高齢者肺炎の最大の発症原因は“誤嚥”で、要介護高齢者に
おいては死因の第1位は肺炎です。
しかし、口腔ケアをおこなうことで、誤嚥性肺炎は4割予防することが
できます。
お年寄りやお身体の不自由な方など、通院が困難な方のために、歯科医師・
歯科衛生士がご自宅や施設に訪問して歯科治療や口腔ケアをおこないます。
【治療費】
訪問診療はすべての保険が適用されます。
・・・訪問歯科診療の流れ・・・
STEP 01 受付
まずはお電話にて申し込み下さい。(TEL:0172-37-3118)
歯科機材をご自宅に運んで、自宅内での治療致します。
1. 問診
2. 診断
3. 処置または応急処置
以上の順番で治療を進めます。
STEP 03 定期健診
必要があれば、適切な時期に定期健診のご案内や、訪問健診の
必要性について患者さんへ促します。